HOTEL RECORD

日光金谷ホテル

日光を代表するクラシックホテルに宿泊し、時間旅行の気分を味わってきました。





日光のホテルといえば、日光金谷ホテルが頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
日本を代表するクラッシックホテルの1つです。
クラッシックホテルといえば、軽井沢の“万平ホテル”でフレンチをいただいたことはありますが、宿泊は初めてです。

日光は観光名所が多く、今回の旅行ではたくさんの場所を訪れました。
そしてまた、この日光金谷ホテルも、ホテルライフを楽しむホテルとしてだけでなく、観光名所の1つとしても位置づけ、楽しんできました。



贅沢に大理石を使われたホテルの玄関にあるこの回転扉を「をす」と、ホテルのロビーに入ることができます♪

RIKAファミリーによる有形文化財にも登録されている日光金谷ホテルのホテル気分を、もしよろしければご覧ください。


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 美しいホテルとの出会い♪





中禅寺湖と華厳滝を巡り、ホテルに到着したのは、辺りが暗くなりだした6時ごろでした。
駐車場で車を降り、ホテルの方に目を向けた時の景色です。

凛とした清潔感ただよう、この美しいホテルのたたずまいに、思わず体を動かすことが出来なくなってしまいました。
気付くとじゅん君は、スタスタとホテルのエントランスに向かっています。
ホテル慣れしている彼・・・羨ましいというか、何と言うか(苦笑)
そんなじゅん君を追いかけるように、私もホテルの中に入りました。



赤いじゅうたんが敷かれたロビーで、
「日光の社寺の彫刻って、こんな感じかな?」
と、明日の予告編を見てる趣になりながら、館内の彫刻などを眺めて、主人がチェックインしてる間の時間を過ごしました。

日光金谷ホテルは、明治6年に外国人専用のカッテージ・イン(民宿)として、開業したのが始まりだと伝えられているそうです。
私たちが宿泊するのは、昭和10年に建てられた別館(上画像右側)の3階でした。
それでは、別館へ向かいます♪


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 別館の客室へ



別館には、今までに、皇族の方々をはじめ、ヘレン・ケラーなど歴史に名を残す人々が宿泊されたことがあるそう。
本館同様に、歴史の詰まった建物です。

エレベータがなく、徒歩でホテルの方に案内され客室に向かったのですが、それを不便と感じさせない雰囲気が漂っていました。



そして、3階1番奥の122号室へ・・・
「こちらのお部屋は、昭和天皇が、ご利用になったお部屋です。」
と、案内され入室しました。


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 お部屋の紹介





梁のある部屋に、和の壁紙。
そこに絨毯が敷かれ、ソファーと机と、ベット・・・見事なまでに和洋折衷にしつらえられた客室でした。
大きなガラスの窓にカーテンはなく、障子と襖の2つで閉められるようになっていました。



どうですか?
このレトロなバスタブ!!
違う客室には、猫足のバスタブもあるそう・・・。
ホテルの到着から始まり、このバスタブを見る頃には、日光金谷ホテルに魅了され、メロメロ状態の私でした。

蛇口やシャワーブースは、まだ新しさを感じるデザインのものが使われていました。
客室には、薄型TVが、配置されていました。
レトロな雰囲気をちゃんと保ちつつ、新しいものを上手く取り入れるこのセンス・・
「さすがなだ〜」と思いました。

また、まだ寒さ厳しくないので、作動はしていませんでしたが、客室とバスルームにスチーム暖房機がありました。
スチーム暖房機は、日本が始めてスチーム式の暖房を取り入れた年と同年・大正3年に設置されたそうです。


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 お部屋からの景色





客室は角部屋で、二方にとても大きな窓がありました。



右側の窓の景色です。
まるで絵画のようです♪
少し乗り出して、外を眺めると、神橋のかかる大谷川と日光の社寺のある山を眺めることができます。



左側の窓から、少し乗り出して見える景色です。
日光金谷ホテルのお庭と本館が見えます。


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 お食事





こちらは、夕食・朝食ともに利用したダイニングルームの入り口です。
昭和11年の改装前までは、ここがロビーだったそう。
そして、右側の赤い炎のランプは、改装前から使われていたもののようです。

 夕食  

下調べから、100年カレーライス、コロケット(コロッケ)そして、虹鱒のソテーは、食べたいと思っていました。
メニューを見るとお目当てのメニューは虹鱒のソテーしか載っていません。
カレーとコロケットについて尋ねたところ・・・
「普段はランチメニューでしか出していないのですが、130周年記念で特別メニューを用意しています。」とのこと。

紹介されたのは、創業130年目の記念に石蔵から見つかった昔のレシピ集から、各時代の代表的なメニューを復刻したコース、その中にカレーとコロケットを発見!!
もちろんいただくことにしました♪

  百参拾周年記念 献立

     大正時代のメニュー
一、前 菜 
キャビア フラッペ ブリニ添え

     明治時代のメニューから
一、羹 汁 
コンソメ トリュフの浮身
   又は
クリーム スープ ワシントン風

     大正時代のメニューから
一、魚類料理 
海老の洋酒蒸し オランディーズ
   又は
日光虹鱒のソテー 金谷風

     昭和時代のメニューから
一、冷 菓 
フルーツ シャーベット

     牛フィレ肉は明治時代のメニューから
一、本膳料理 
牛フィレ肉のステーキ ロッシーニ風
   又は
牛サーロインステーキ ワサビのソース
   又は
仔羊のポワレ ニンニク風味

     大正時代のメニューから
一、生菜料理 
レタス サラダ サウザンドレッシング

     大正時代のメニュー
一、野菜料理 
金谷特製カレーライスと
古典的 クリーム チキン コロッケ

     昭和初期のメニューから
一、甘味料理 
オリジナル バニラ アイスと
本日のデザート フルーツ添え

一、珈 琲 
コーヒー 又は 紅茶




手間をしっかりとかけられたのが判るものばかりで、どれも味が複雑で、しっとり感がありました。
様々な時代にタイムスリップしたような気分にもなれ、とっても美味しかったです♪




ダイニングルーム横のロビーで、夕食後しばし休憩しました。
館内では、沢山の大きな鏡を目にしましたが、鳥居の形をしたこの鏡が一番印象に残っています。


 朝食



ブッフェスタイルでなかったため、ノンビリとお食事できました。
じゅん君には、注文してから調理されるホットケーキを注文。
美味しそうに食べていました☆

☆蔵の中から大切にしまわれていた食器類・・・ほとんどのものに、金谷ホテルのロゴや文字が入っているそう。
ダイニングの入り口に飾られてありました。


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 最後に





どこを見ても絵になる美しさと歴史の重さを感じるホテルで、気付くと写真を120枚ほども撮影していました。

そして最後は、このエントランスでホテルの方にお願いして、家族写真を撮影しました。
「2枚撮りますね〜ッ!」
と、言う言葉と伴に撮ってもらった写真・・・素晴らしいアングルでした♪


従業員の方々の心遣い。
歴史を大切にし、昔の素材や工法へのこだわり。
レトロな部分を残しつつ、最高のメンテナンス。

ただ昔のままの状態で建物を残すのでは、使い勝手の悪い「オンボロホテル」になってしまいます。
「オンボロホテル」と「クラシックホテル」の違いを考えさせられました。
日光金谷ホテルは、「クラシックホテル」と呼ばれるために、大変な苦労をされているに違いありません。

ハード面もソフト面も気持ちの良いホテル・・・また訪れたいです。